【『男ともだち』 〜2008年11月上旬の記事より】
・・・(男友達)といっても、小学校1年生のケロ子の話です
毎日のように、誘い合って遊びまわれるような特定のお友達は、
ケロ子には今のところほとんどいません。
そんな中、近所に住む同級生の男の子が
遊びに誘ってくれることが、たま〜にあります
大抵は、玄関先で声を張り上げて呼んでくれて(笑)
習い事など予定がなければ、
自転車に乗って外へ飛び出していくのですが・・・
ある日、我が家に男の子2人が遊びに来たことがあります。
バム子の時代から今まで、
男の子が我が家に遊びに来たことは、ほとんどありません。
実際、おもちゃの類も“女の子仕様”のものばかりですし、
来てもらっても、楽しく遊んでもらえるかどうか…
甚だ疑問ではありました
でも、案外楽しそう
子ども部屋へ上がっていったり、
見て欲しくない部屋の扉を開けてたり(苦笑)
それでも、暴れることもなく狭い我が家をウロウロ。
そんな2人が何やら話しながら戻ってきました。
「男はなぁ〜、女の部屋に勝手に入ったらアカンねんで〜」
「そうや、そうや〜お母さんが“あかん!”って言うてたもん」
あの〜…もう、しっかり入ってますけど
でも、こういう発想は、
日頃からの親御さんの“指導”があってのこと。
お目にかかったことのない、お友達のお母さんのお人柄や
お家での様子に触れたようで、
とても微笑ましく感じました。
男の子を持たない私には、新鮮な一言でした。
…とても可愛い話で、埋もれさせておくにはもったいなく、
復活させてみました
当の男の子達、3年生になり、
クラスが変わったりで、もう我が家に上がることもなくなりました。
それでも、町内で出会うと、
“ケロ子のおばちゃ〜ん”と、まだ気軽に声をかけてくれる世代。
あと何年、こうして楽しくやり取りができるのかなぁ、なんて、
少し寂しさも感じさせられています。